【理学療法士が選定】祖父・祖母が喜ぶお見舞い品・プレゼント
入院しているおじいちゃん、おばあちゃんのお見舞い品やプレゼントで迷われている方。
毎日患者さんの部屋を行き来している理学療法士カオリコが、役に立っている物や患者さんが喜んでいるものをピックアップさせて頂きます。
今は病院で患者さん本人や担当スタッフと会話する機会も少ないかと思いますので、参考になったら嬉しいです。
リハビリや外を歩く用の靴
入院時、たまにスリッパやかかとの高いサンダルを病室に持ってこられる方がいますが、あまりよくありません。
歩行練習前までに専用の靴を用意しておきたいものです。
圧迫骨折の患者さんは腰を曲げたらいけないので、長めの靴ベラも一緒にプレゼントすると良いですね。
快歩主義
この靴、ほぼ全員持っているのではないかってくらい持ってますね。
特におばあちゃん。
最近はカラーや模様も増え、黒の花柄やエンジ色をよく見かけます。
スッと履いてマジックテープでサッととめるだけなので、リハビリ・室外用の靴として最適です。
あゆみ
こちらは男性も履きやすいデザインとカラーで、快歩主義の次に履いている患者さんが多いです。
つまづきにくい、軽い、洗える、履きやすい、がポイントです。
杖
こちらもプレゼントで喜ばれると思います。
術後や骨折後など、入院直後は車いすの方が多いです。
リハビリを続けていく際、車椅子→歩行器→杖→独歩(一人で補助具なく歩くこと)という経過をたどっていきます。
病院にいるときは、車椅子や歩行器や杖はリハビリ室からの貸出をしますが、オシャレな杖を欲しがる患者さんも多いです。
病院での購入もできますがシンプルな杖も多いです。
杖は保険がきかないので、せっかくならオシャレで便利な杖をプレゼントすると喜ばれます。
T字杖
一般的な杖です。しっかりした作りの握りやすい構造で、長さ調節ができるものを選ぶと良いでしょう。
杖によっては握りにくい・体重をかけにくいものもあるので以下のもの等がオススメです。
折り畳み式T字杖
外出先で杖が邪魔にならないデザインです。
何年も使用していると中のゴムが伸びきっている患者さんもいらっしゃいますので、普通のT字杖よりは消耗されるイメージです。
薬管理ボックス
私たちでも病気をして薬が多く出たら混乱してしまうことも多いと思います。
きちんと管理できるツールを用意してあげると喜ばれます。
ボックスタイプ
壁掛けタイプ
↓こちらは一週間用で、朝昼夜寝る前と分かれていて迷わずに済むので便利です。
週に一度、薬を入れる作業が必要です。
↓こちらは1ヶ月用で、1日に飲む薬がすべて入っているので、朝昼夜寝る前と飲むタイミングが多く分かれている方にはわかりずらい印象です。
シングル毛布(夏ならタオルケット)
病院には布団はありますが、毛布やタオルケットはありません。
直接布団のシーツの肌触りがイヤな患者さんは、家から毛布(タオルケット)を持ってきてもらったりしています。
また、病院は基本的に布団も1枚しか支給されず、暖房での調整となります。
寒いとおっしゃる患者さんも多く、コートを着て寝たりされる方もいますので、使っても使わなくても1枚あると便利です。
シングル毛布
タオルケット
ひざ掛け
前述したとおり、最初は車いすで入院される患者さんが多いです。
ひざ掛けが1枚あると便利です。以下のようにストールや肩から羽織るタイプのものだとオシャレで、車いすを卒業したあとでも使用できます。
↓カシミヤタッチも良いですね。
靴下
えっ?て思った方も多いと思いますが、実は意外と重要なんです。
・締めつけの弱い靴下 ・暖かい靴下 ・モコモコ靴下は控える ・欲を言えば5本指靴下
入院直後の患者さんは、歩けない方がほとんどではないかと思います。
よって、徐々に足がむくんでくるため、足首に靴下の跡がついている患者さんが多くいらっしゃいます。
またリハビリの観点から、足の冷えは足の感覚が多少なりとも鈍くなってしまいます。
また指と指の間をしっかり広げることで歩行の安定性につながるため、ご本人がお嫌いでなければ、5本指靴下が望ましいです。
モコモコ靴下は、靴を履いた時に足が圧迫される上にバランスもとりにくいため、リハビリには向きませんが、就寝時などは使用しても問題ありません。
以下の商品などは、どれも網羅していて良いですね。
いかがでしたでしょうか。
入院(リハビリ)目線となりましたが、お見舞いに喜ばれるもの、役に立つものをご紹介しました。
ぜひ参考にされてみてください。